ベンチャーキャピタルファーム Paradigm は、ハイパフォーマンスな Ethereum 互換の Monad Layer 1 上に分散型取引所を構築しているスタートアップ Kuru Labs のシリーズAで1150万ドルの資金調達ラウンドを主導しました。 Kuru は、暗号でよく見られる自動マーケットメーカー（AMM）機能と、従来の取引所に忠実な中央集権型注文板（CLOB）アーキテクチャを組み合わせた「ハイブリッド CLOB-AMM モデル」を使用して、新しいレベルの機能性を実現しています。 Kuru の共同創設者 Vaibhav Prakash は The Block のインタビューで「各注文板にはデフォルトのマーケットメーカーが付いており、そのマーケットメーカーが従う戦略は AMM のものです。つまり、常に取引可能な流動性が存在します。最良価格とは限りませんが、それでもネイティブに指値注文を出す利点を提供しています」と語っています。 言い換えれば、Kuru は必ずしも従来のマーケットメーカーと連携する必要のない設計になっています。 エンジェル投資家には 0xDesigner、Viktor Bunin、Zagabond、Tristan Yver、Kevin Pang、Will Price、Alex Watts、Jordan Hagan、3nes、Shreyas Hariharan、Auri、Joe Takayama が含まれます。同社は約220万ドルのシード資金を調達しました。 Prakash は「Paradigm は実際に多くのオンチェーン取引所の立ち上げを支援してきたため、我々にとって非常に理にかなっています。彼らは市場のダイナミクスとミクロ構造を本当に理解しています。Ellipsis Labs、Sorella Labs、Uniswap への投資は、Paradigm の人々がオンチェーン市場の仕組みを深く理解していることを示しています。これほど我々に合った VC は他にいないと思います」と語りました。